現在開発中のRPG「PSYCHIC GENE(サイキックジーン)」の紹介

ストーリー

世界観

20XX年、世界は前代未聞の脅威にさらされていた。遺伝子学と脳医学の研究によって発見された「ブラスト」と呼ばれる禁忌の異能力を駆使したテロ組織が各地で急速に台頭したからである。
ブラストとは百万人に一人の割合で発現するとされる能力で、それを持つ者は頭部から人体に甚大な影響を与える波動を発することができた。また、その者たちはブラスタと呼ばれた。
その能力にいち早く目をつけた国際テロ組織「アイギス」は、ブラスタだけを集めた戦闘部隊を組織し、各国要人を狙ったテロの嵐を巻き起こすことになる。
各国政府はこの新しい形のテロリズムに混乱しながらも、同様の能力を持つ者たちによって組織された対サイキック要撃部隊(CPSF)を編成し、速やかに対処にあたった。

普通の高校生であった新宮真人は、ある日その能力を見出されてこの国のCPSFに強引にスカウトされ、普段の生活から否応なく切り離されることとなる。その後の特殊な訓練とマインドコントロールによって、彼はあらがうすべもなく戦闘員に仕立てられていくのだった。

ブラスタ同士の戦闘

「ブラスト」は訓練次第で射程数百メートルにおよび、この波動は金属やコンクリートを貫通する。そのため、場所が市街地で攻撃目標がビル群などに遮蔽されていても、建造物ごしに一方的に攻撃することができた。
このようにブラスト攻撃は市街地での戦闘に適しており、そのなかでブラスタ同士の戦闘は目視可能な範囲では発生しない。ビルなどの建造物をはさんでお互い視界外の状況で相手の位置を探りながらの戦闘となる。

ブラスタ同士の戦闘では、始めは先に攻撃した方が有利であったが、「アンチブラスト」と呼ばれるブラストを無力化する防御技術が確立され、さらにそれらの能力を大幅に引き上げる「コントロール」と呼ばれるサポート能力が開発されると、単純な数の力でどうにかなるものではなくなり、お互いに駆け引きが戦局を左右する重要な要素となっていった。

CPSFの任務はほとんどが政府要人の護衛である。潜伏したテロメンバーの要人襲撃に備えて、対テロ特殊部隊とともに行動する。そして、装甲車やヘリなどあらゆる機動力を持ってテロリストを追い詰めていくのである。

なお、ゲームにおいては、プレイヤーと敵がすでにお互いの位置を把握し合っている対等な状況でバトルが進行する。

システム

ターン制コマンド選択式バトル

バトルはカードバトルのように一対一で行われる。プレイヤーはターンごとに それぞれ「攻撃行動」「防御行動」「補助行動」の3つを各スキルの中から選択する。「何もしない」という選択も可能。

全キャラ共通のスキルと固有のスキル

プレイヤーおよび敵キャラクターはすべて共通のスキルを持っている。たとえば「攻撃スキル」の主要なダメージソースとなる「Cブラスト」は全キャラが所持している。一方で、固有のスキルを持つキャラクターがあり、それらによってキャラクターごとに戦術が様変わりすることがある。

開発中の画面

ゲームで使用するUIBootstrapフレームワークを使用。テーマの色調があまりにシンプルなので変更するかもしれない。

開発中のゲーム画面

戦闘発生時の画面。敵キャラのグラフィックが見えているけれども、実際にはお互い目に見えないところで戦闘する(という前提)。

開発中のゲーム画面